(3/5)今回の震災は半壊以上であれば公費解体を選べ、建て直しも諦め仮設住宅、災害公営住宅などへ進むことが出来ます。

しかし、今日伺った同じ部屋で、
・玄関だけ直して他はガタガタのままでも長年暮らした家で住みたい。
・住み続けたいけど、息子に説得されて壊すことを決めた。
・公費解体の対象でほっとした。
同じ半壊でも三者三様の姿です。

さらには他の被害認定でも、
・一部損壊も公費で壊して欲しい。
・中規模半壊だったけど、無事だった部分は残した上で壊して欲しい。
・正直悲しいけど、全壊だから悩まなくて済む。
同じ集落でも被害も思いも表情も違います。

罹災証明書が出始めて次の段階へどう進もうかという時になりつつあります。
あらためて人それぞれであり、丁寧に寄り添う大切さを感じます。