迂回献金問題について123
志賀町、能登町、珠洲市内訪問。
夕方からは七尾市内、
夜は宝達志水町でセブンティーズの会。 未来を望む熱い会でした。
今朝の地方紙の記事「県関係議員も寄付控除」について抗議をしました。
この記事を読み、「近藤もおかしなことをしているんじゃないか」と思われた方もおられるかもしれません。
まったくおかしなことはしていません!!!
一川保夫さん、沓掛哲男さん、奥田建さん、田中美絵子さんも同様です。
今回の迂回寄付問題は自分の後援会や資金管理団体に直接寄付をせず、政党支部へ寄付をし(これによって寄付控除が受けられる)、そこから後援会や資金管理団体に寄付をしていることが問題となっています。
じゃあ直接、後援会や資金管理団体になぜ寄付をしていないのか?ということです。(こちらは寄付控除は受けられません)
一応は、自分が代表を務める政党支部に寄付をしてその上で寄付控除を受けることは法律上は明確に禁止はされていません。
ただし、
社会通念上は「おかしい!」と思うのは当然です。
その上、控除が出来ない後援会や資金管理団体へお金を回していたら、政治家の感覚として問題だと言わざるをえません。
今回、そもそも私たちは寄付控除を受けていません。
問題とされるべきは政党支部へ献金をし、それが寄付控除を受けているかどうか、さらにはその(寄付控除を政治家が受けた)上で政党支部から後援会や資金管理団体へ寄付をしていることです。
この行為はいわゆる迂回献金と言われても致し方ありません。
最初から後援会や資金管理団体へ寄付をしていれば、政治家への還付は一切ありませんが、政党支部であれば政治家の手元にお金が戻ることになります。
優しく言えば税額控除、トーンを少し強めれば節税、きつく言えば脱税です。
2011年度、私は私が代表を務める「民主党石川県第3区総支部」(政党支部)へ寄付をしています。その一部が「こんどう和也を育てる会」(政治資金管理団体)等へさらに寄付をされています。もちろん、政党支部への寄付行為において寄付控除は申請していません。
新聞紙上ではこの(政党支部)→(政治資金管理団体)、この流れを「還流」と表現しています。
ただし、この逆も当然あり、事実、私自身が2012年度においては(近藤和也)→(政治資金管理団体)→(政党支部)という寄付行為を行っています。
要は寄付控除を伴っていなければ(近藤和也)から(政党支部)や(政治資金管理団体)・(後援会)のどの順番かもしくは配分で寄付をしようが、問題視すること自体がナンセンスだということです。どちらが上流、下流というものではりません。
寄付控除も受けていないのに、「還流」という、あたかも文脈上、私があまり良くない行為をしていたかの表現を新聞紙上で使うこと自体極めて不適切だと言わざるを得ません。
私は選挙においては「良識」や「見識」という言葉を使うことはしません。
なぜなら、それぞれの立場において「良識」や「見識」、そして「正義」があるからです。
しかし今回ばかりは言いたい!
「見識」ある記事を望む。
(明日もこのことについて書きます。)