タイミングは絶妙、ただし、円売り介入だけでは・・・

一件の取材以外は終日仕分け作業。
議員会館内も終日、ひっそりと静まり返っているように感じました。

今日の円売り介入は代表選挙直後ということでのサプライズはあったと思います。
私としては先日、総理に提言を行った際、「代表選挙の終わる14日まではマーケットは何もできないと油断をしているから、それまでが勝負。」ということを申し上げたのですが、この14日の翌日もいまさらですが、効果はあったようです。
ただし、単独介入であること、金利差、貿易黒字等の諸条件を考えれば、マーケットの反撃はいつあってもおかしくありません。投機筋の巻き戻しを完全に進めさせ、「ため」をつくるためにも、非不胎化やさらなる金融緩和だけでなく、政策的な後押しが必要です。
過去の円売り介入はほとんどが一時的な効果を出すだけで、根本的な為替の方向を変えることは出来ていません。ここ1、2週間が勝負です。

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