勝ち組の役割
与党寄りの発言の多い経団連に疑問です。
あれだけ変革を続けて成功を収めた企業の経営者が、なぜ変化を求めない今の与党を支持するのでしょうか。
もう変わりたくないのでしょうか。
今の地位を守りたいだけなのでしょうか。
バブル崩壊の長いトンネルの中でも、二極化相場と言われ、勝ち組企業として外国人に買われ続けた企業群。
死に物狂いの経営努力をされた方々にとって、今の政治はどう映っているのでしょうか。
「物足りない」「もっと出来ることがあるだろう!」
との本音が聞こえてきそうです。
世界経済が大きなうねりの中にあるなかで、日本人がそして日本企業が生き残るために、日本をリードする役割が彼らにもあります。
民主党はそのパートナーとしてまだ認められていないようです。
ただ、もう一度、目を見開いて、見極めてほしい。
それが私の思いです。
硬直的になっている今の姿勢に対し
「ある意味、大企業病になっていませんか?」
という声が聞こえてきそうです。
円高で売られているんだ、というその陰で、硬直的なその姿勢に外国人が嫌気がさしていると考えてもいいのではないでしょうか。
なお、明日は3月決算銘柄の権利取り最終日。31日に向けてもさすがにドレッシング買いは来るのではないでしょうか。