能登復興支援債
広岡県議、水口町議とともに、能登有料道路無料化に向けて、石川県土木部道路建設課からヒアリングを行いました。6年後の平成26年1月には無料化が予定されていますが、年々人口が減っている能登の人にとっては早急な無料化が悲願です。ただ、未償還額215億円をどうするかが問題で、今までも何度も無料化が叫ばれながらもそこから話が進まないのが現状です。各市町村が未償還額を一括で負担できれば一番いいのですが、現在、各在住者に割引制度があり、その割引額の3分の1は各市町村が負担しており、その負担だけでも大変だというのが現状です。そこで、債券を発行し、一括償還、無料化により能登の再建に役立てようというのが
「能登復興支援債」
です。
期間10年
金利に加えて「能登クーポン」(能登特産のもの。たとえば中島菜、能登大納言、能登かき、ぶり等や和倉や輪島の温泉宿泊券 )をつける。
①運用だけではなく、それを持つことによって能登を支援することになる
②能登に関心を持っていただきかつ行ってみる動機付けになる・観光客の増加
③形を変えた特産品の全国販売になり、地場産業の活性化につながる
能登有料道路の無料化だけではなく、こういった効用があると考えられます。
反対に
①償還金の財源は?単なる先延ばしではないの?
②道路を使わないかつ商売をしていない住民にとって支援にならないのでは?
等の意見がかえってきそうですが
①→年あたりの引当金(石川県の予算は約5,100億、215億期間10年に対し1年あたり21.5億はその約0.42%)
このまま過疎化ストップを先延ばしする方が問題。
②→地場の活性化、交流人口の拡大による「地域温暖効果」(ストーブの周りもあたたかい)
が言えるのではないでしょうか。
これから造る道路も大切ですが、いまある道路の活かし方も重要です。
「能登復興支援債」は能登有料道路を無料化し、道路を活かし能登を生かします。