国破れて山河あり
極力移動効率を考えているのですが、選挙区が広い分、ガソリン代が嵩みます。移動中、とにかく感じることは「こんな道路いらんやろ!」との思いです。道路特定財源が話題となっていますが、「典型的な地方」でもあるこの石川3区においても無意味な道路は作るべきではないと思います。「国破れて山河あり」 ではなく、まさに「国破れても道路が残り」ではしゃれになりません。道路族といわれる方は道路網を後世に万里の長城として残すつもりでしょうか。暫定税率を維持し、道路を作り続け、そしてガソリンが高いままでは利用する車も減る、過疎化にも打つ手なく、車を利用する人さえも・・・であれば補修費用の心配もいらない。笑いごとではありません。
学校の跡地を有効活用しようと言う方がいらっしゃいますが、いわゆる箱モノ行政のなかで、それさえも有効活用できていない現実に、何をか言わんや、です。道路も同様。いままで作った道路の有効活用を考えることをせずに、せっせと次の道路を作ろうとする。
格差問題の中には大企業ばかりが良くなって、とこれは党派を問わず批判がありますが、大企業の努力もきちんと評価しなければいけません。赤字事業は当然のこと、黒字事業であっても切り離し、本業の進むべき道を見極め集中投資。三菱電機や東芝の復活に「選択と集中」「投資効率」等の言葉で片付け、それに泣かされた従業員や下請け企業は・・・との批判だけでは前に進むことはできません。話は少しそれましたが、地域に住む方にもすべては自分にはね返って来ることを理解していただき、それぞれの「事業」を「選んでいただく」まさしく「自治」の考えを地域の方々に伝えていくことも私の役割ではないかと考えます。
皆様にとって優先順位上位は何でしょうか?
しっかりと受け賜るべく活動していきたいと思います。