(2/2)「港はダメでも 海は生きている。」
朝ドラ「まれ」の舞台となった輪島市西保地区。
隆起した港、地震以上にダメージを与えた豪雨。
昨年末に一部道路が開通し、今日地震後に初めて訪れました。
泥だらけ、傷ついた姿。町野や南志見、珠洲市の大谷の直後の姿と被ります。
海を目指して土砂で埋まった住家の間を進むと、そこにはなんと岩海苔が!
誰も住んでいないのに?
伺うと遠い人は1時間以上離れた仮設住宅からノリを採りに戻ってきているとのこと。
一行目はその時に言われた言葉です。
「電気や水道を早く使えるようにして!」
「港を再生して欲しい。」「田んぼを全部でなくてもいいから使えるようにして欲しい。」
「来れるようになっただけでもありがたい。」
懇願と憤りと感謝が混在します。
「海があるから戻ってこようと思う。」
人が生きています。
大事にしたいです。