(12/1)昨日営業再開をした輪島市町野の「もとやスーパー」さん。よくぞここまで!

地震で壊滅的な被害を受けた町野。
1月下旬に伺った時には「えっ!営業しているの!?」
電気がまだ通っていなく、店の中へ行くほど暗く、本当に続けて行けるんだろうか、私も正直不安になりました。

3回目に伺った時には電気も通り作業系の商品も置き、団らんする場所もつくる中で「人もまだ戻ってきていない、そのまま、もしくはさらに減る不安」と戦う姿に私も勇気をもらいました。

町野の皆さんが春も夏も復興イベントを通して「これはいける!」と思っていたら9月の豪雨。
背丈を越える浸水と土砂に流木。
壊滅的、ではなく、壊滅。
適切な表現かわかりませんが、そう思いました。
(写真4、5、6)
雇用調整助成金の再支給や期間延長、地域福祉推進支援臨時特例給付金の再支給などの要望などもいただきながら、それでも既にボランティアの拠点になっている。復活への狼煙です。

そして11月11日から仮営業。(写真3 )

そして営業再開!
今日捕れたさばいたばかりのブリやイカの刺身、ところ狭しと並べられた食品や生活用品。
人は自然と戦うものではないかもしれないけれど、試練は乗り越えることが出来る。そう思わせていただく光景でした。

もとやさんの斜め前には歯医者さん。地震で移転を余儀なくされ、移転予定場所が泥にまみれ、それでも明日の開業に至りました。中に入りましたが魔法にかかったような綺麗さです。

大地震から11ヶ月、豪雨から2ヶ月。復旧も復興も人の心もまだら模様です。
嬉しい知らせもあれば、
もう頑張れない方もいらっしゃいます。
能登のそれぞれの地域や方々をどうかよろしくお願いいたします。