(9/24)今日も珠洲。東山中経由で高屋、馬緤、狼煙まで伺うことが出来ました。水の被害は大谷や若山ほどではないですが、心が傷付いている状況は一緒。皆さんぎりぎりのところで気持ちを保っています。
・公費解体をして家を建てるつもりだったけど、水がいつ来るか分からないところに家を建てていいのか。ここに残っていいのか、さすがに迷ってしまう。
・作付けが例年の7割も出来ていないのに、稲刈りはまだ3分の1。残りは多くがダメかも。
・半壊でも住み続けるために、二階の物をほとんど一階に降ろしたら水に流されてしまった。
作業関係者の拠点が水で流されたところもあり、解体や仮設住宅の建設がさらに遅れます。
各場所で現行の制度で出来ることと、改善の可能性を求めていくことを私から説明してもいますが、多くの方は今はあまり心に届いていないように感じられます。
説明のあと、
「小さな光でもいいから見せて欲しい。」
と言われました。
良い答えが出来ていない辛さがありますが、今必要なのはここなのだと思います。