(10/25)「ひいき」をして欲しいと言っているのではなく、せめて少しでも中立的な立場で書いて欲しい!

地元で8割近くの圧倒的シェアを誇る新聞紙の政治的姿勢があまりにも偏りすぎている。石川県民であれば政治関係者以外でもそう感じている方はいらっしゃると思います。

先月8日に開かれた経済産業委員会と農林水産委員会による連合の閉会中審査。

私が質疑に立ちましたが記事には一言たりとも書かれませんでした。

長い国会閉会中で開かれた唯一の委員会。

処理水放出に伴う風評被害対策も含めた国民的関心が極めて高いものであり、当然、石川県も水産業、酒造り、観光など当事者が沢山いらっしゃり、関係者からもヒアリングを行った上での質疑でした。

かなり前向きな答弁も引き出すことも出来たと思いますが、内容どころか質疑に立ったことさえも触れず。

一方でその数週間後に行われた自民党の人事。

県選出の議員が自民党内の部会長や副部会長になったことを顔写真付きでコメントまで載せていました。初会合の時には同種の記事をまた書いています。

国会の委員会質疑、自民党内の人事や会合。

後者も大事なことかもしれないけど、前者も大事なんじゃないの?!

逆に、前者が記事に値しないのであれば、後者は値するの?

今朝の記事にしても立憲民主党石川県連を下げる為のものに近く、事実を間違えている部分もあります。

1区の荒井さん、2区の小山田さんも必死に頑張っています。1区、2区とも地方議員が1人ずつしかいない現状では、広い石川県を県連単位での動きよりはそれぞれの地域で多くの時間を割く方が重要です。毎朝の街宣、掲示板の増加も個々で動くしかありません。

成果も間違いなく出てきています。

もちろん、党の女性キャラバンを1、2区で行ったり、月1回の県連街宣も行っています。

他党と比べ県連として活動を行っていないかの書きぶりは、「悪意」は言い過ぎかもしれませんが評判を落とそうという意図を感じざるを得ません。

全国トップクラスの自民党王国、石川県。

従来からの社説も含め、与党を持ち上げ野党を下げる。与党は書くけど野党は書かない。

地元の新聞社が結果として王国に寄与している姿は健全だとは言えません。

本当に残念です。

私は小学生の頃、北國新聞を配達していました。愛着もあります。

地元の情報では一番頼りにしていることは間違いありせん。働いている方で見識も人格も素晴らしい方も沢山いらっしゃいます。

圧倒的なシェアを持つからこそ、社会の公器としての役割は果てしなく大きいです。

創刊者の赤羽萬次郎氏は「党派心ばかりで公平心なき新聞」からの脱皮をはかり、「良心に党派はなきぞ、良心の命ずるところに従え」「わが北國新聞は超然として党派外に卓立す」と宣言しています。

創刊から130年。

その志を今こそ発揮して欲しい。

切に願います。