台湾訪問四日目。
八田記念公園竣工式に参列。
馬英九総統の挨拶。
「事実は事実として、（八田技師の業績を恩義に感じ感謝している）」。「未来志向」。「私は友日家」。反日家とみられることもある馬総統の印象的なフレーズです。
馬総統と会見。金沢大学中村学長をはじめ関係者の皆さんと参加しました。
日華議連の皆さんと合流し、馬総統と昼食会。
八田技師夫妻墓前祭に参列。八田氏が戦禍のなかで没し69年。異国の地でこれだけも慕われ続ける日本人がいることに、しかも郷土石川県の先輩であることに誇らしい思いです。記念公園がつくられただけでなく、「八田路」という通りまで造られる、このような事例がどれだけあるでしょうか。
記念公園内の住居内には北國新聞社からの呼び掛けにより石川県の多くの皆様からいただいた昭和初期前後の家具が多く飾られ、当時の生活の雰囲気が良く出ていました。骨董品として価値のありそうなものもあり、無償で提供いただいた石川県の皆様の思いにも同県人として誇らしい気持ちを持ちました。
嘉義より新幹線で台北へ。
北投温泉「日勝生加賀屋」で宿泊。日本の温泉旅館で３０年間第一位にランクされている「加賀屋」。オープンして５カ月のなかでの台湾人従業員の身のこなしや心遣いに、「おもてなし」文化の輸出の成功に確信を持ちました。