ツールドのと三日目

夢遊輪(むゆうりん)の皆さんとゴールを終えて

スタートは8時半。
今朝も足の自由が効かないまでも、前日はなんとかなったので、気軽に会場へ。
と、そこには民主党の奥田建さんと同じ選挙区の馳浩さんが。「いつ一緒になるか分かりませんからね、ハハハ」とお互い健闘を誓って心もリラックス。
が、あいにくの雨。かっぱを着てのスタート。
能登島から和倉、七尾市中心部通過中に木下サイクルさんで小休止をし、佐々波漁港で休憩・・・のはずが、あぁあぁ・・時間がないとのことでスルー。氷見まで直行。今日は距離は120キロと短いですが、制限時間が厳しく、かつ疲労も蓄積され、今日もやはりサバイバルレース。
氷見から山越えで宝達志水町に入り、昼食。
かほく市から大海川(ちなみに、「能登の国」の境界はこの大海川から北を指します。)を北上、河合谷から津幡の町へ、そして最終地、スタート地点と同じ内灘町でゴール!!16時の到着でした。

三日間で410キロ。肉体精神とも限界に近い中で、本当にすばらしい経験をさせていただきました。ボランティアをはじめとしたスタッフの皆さん、沿道で声援を送っていただいた皆さん、ご迷惑をかけましたドライバーの皆さん、そして自転車を貸していただいて、時には足の進まない私の背中を押していただいた夢遊輪の皆さん、本当にありがとうございました。病院関係者の皆様も、明らかに準備不足の私を非難もせずに治療をしていただきましてありがとうございました。

競技者としての充実感、サポートしていただく方や応援していただく方の笑顔。
私はこういった気持ちや笑顔を守りたい、そのために政治家になろうと、
走りながら、政治を志した原点を、肉体の私にとっては極限状態の中で、見つめることが出来ました。
また、政治家として仕事をさせていただいている私が、競技の中で目に見える肉体的にも分かるサポートをしていただくことで、今に至る政治活動においていかに多くの方々に支えていただいてきたかを考えました。

ゴール地点に妻と子供が待っていてくれました。
昨日もボロボロの私を見ているはずなのに、小5の息子が
「俺も来年やってみようかなぁ」
正直、親として子供が親を真似ようとしてくれることは嬉しいことです。(政治はあまりそうであってはいけないとは思いますが・・・)
「オオッ!やってみるか!」
と言いながら、「(お父さんと)一緒に」と言うことはさすがに出来なかった今回の顛末でした。