過剰流動性相場

現政権下で景気が回復する可能性があるとすれば、このような状況しかないのではないでしょうか。
お金がダブついて株価が上昇→消費マインドの上昇→景気回復
というシナリオです。
少なくとも世界中で景気対策が行われ、資金がダブつく下地はできてきています。
しかし怖いのはこの資金が「モノ」に向かうことです。具体的には原油や穀物へ向かって一相場となると大変です。スタグフレーション。想像したくもありません。もちろん資源国の景気回復から資源国向けの輸出企業の業績回復の可能性は否定はできませんが、株価上昇による景気回復というシナリオより相当にタイムラグが生じることは間違いありませんし、物価上昇の途中までは景気も悪いままですから、資源国の景気回復まで日本がもたない可能性もあります。
①物価上昇に備える②金融取引規制の話ももちろん必要だが、コモディティ市場もその対象としないと意味がない。③根本として日本が過剰流動性相場を利用し、株式市場にその恩恵がもたらされるような政策を実行する。
変化に対応することも必要です。が、変化を起こしその果実を自らにもたらすように仕向けることも大切です。
株式がバブル崩壊後の安値を更新している中でも、それに目をそむけるのではなく、また、買い支えのような安易なやり方でもなく、危機感を持ちながらも利用する、その位の思いが必要ではないでしょうか。

(個人的には)
追い証、信用期日、信用残。詳しくデーターは持っていませんが、リーマンショックから半年が経とうとし、反騰局面が近づいていることは間違いありません。

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