為替介入?
午前中はお墓参り
中能登町、七尾市のお祭りに参加。
夜は中能登町のお祭りでカラオケ一曲と国政報告会。
ここ直近の円高で介入すべし、との意見が多く出てきています。
日本円と米ドルと為替の決定要因として大きくは3つ。
①日米金利差
②貿易黒字(赤字)
③政府当局の意向
現状では①は円高要因。②は縮小傾向とはいっても黒字であり、円高。③は日、米とも自国通貨安を志向しているため中立。
それぞれの要因を動かすことなく、このような状況の中で単なる為替介入は厳しいものがあります。
そういった中であったとしても、数十兆円単位の円売りドル買いを行ってはどうかとの論調もあるようですが、円ドルでは一日で約100兆円の取引が行われており、規模が全く違います。
日銀によるさらなる金融緩和も現状想定できるものは気休め程度です。
投機筋の円買いポジションの巻き戻しに期待をかけたいところですが、最近のデータを見ていないので状況はわかりません。
正直、為替の「当てっこ」は出来ません。ただし、相対的な取引であるため、行き過ぎはいつかは修正されます。
私の思いは中途半端な介入はするべきではないということ、円高を危機的な状況とみなすばかりではなく円高メリットを活用することです。
世界的な人口爆発は着実に起こってきています。相場の予想はどのような能力のある人でも外れるときは外れます。ただし、はっきりと分かることは、人口増加を受けて食料や鉱物資源が不足してくるということです。円高になったということは、以前より安く海外のものを手に入れることが出来ます。民間企業は今の時をしっかりと「投資の時」として攻めています。
国家ファンド構想は出ては消えを繰り返していますが、人のせいにするのではなく、私がかかわっていくようにいたします。