(1/21)田舎であれば保守の立ち位置は重要です。 私も中道や保守を語ることも多いです。
でも、保守って何なのよ?
今日は輪島のいくつかの商店街で街中100円ショップの企画がありました。その一つのファミィに行った時に入り口には100円フラワーがあり「素敵だな」と思った直後に厳しい現実を目の当たりにしました。
本屋さんが無い!?食品売り場が無い!あの「かかし」のお店も無い。
輪島で街宣と言えば「ファミィ前」が定番でした。
そのファミィがこんなに厳しかったとは。
中で食事をしている時に「近藤さんはどちらの事務所開きに来たの?」と聞かれました。
今日は県議選輪島市選挙区の二人の候補者の事務所開きだったそうです。
メディアが取り上げる典型的な「保守分裂選挙」です。
分裂とかはどうでもいいけど、保守できてないじゃない。
特に長い間政権与党で議席を重ねて来た方は自分の何を持って保守を語るのか。各種業界団体などへの典型的な圧力を抜きにして、現職と新人の前向きな議論を望みます。
ファミィに話を戻せば、テナントが抜けると共益費などの一社あたりの負担が増え、さらに仲間が減ることにつながってしまう。
これは先日訪問した農業関係者からも同様の話を伺いました。
競争相手が減って有利になる残存者利益ではなく、
残存者地獄とも言える状況です。
都市部ではなかなか理解しにくい現象かもしれませんがこれが現実です。
個人財産の形成に行政が関与するべきではないという原則から、公益の為にもこの分野にも関与していかざるを得ない状況になってきています。
守るために今までのあり方を変える。
保守一辺倒では成り立たないことを私達は認識し行動する時にきています。