午前は久しぶりに予定がなく、ゆっくりと・・・書類の山と格闘。
金融庁政策会議。
保険業法の見直しについて。小泉竹中改革により、共済事業の多くが存続の危機に立たされています。発端はオレンジ共済詐欺事件でしたが、前改革の狙いは共済事業の資金を保険市場に開放すること。これは日本の豊富な個人金融資産を外資に開放する、という点で郵政民営化とほぼ同じ構図です。手軽でコストが低い、まさに「日本製の助け合いシステム」が壊されかけたわけですが、なんとか歯止めをかけることが出来そうです。ただ、一定の最低限のルールも設ける必要性もあり、そこは乗り越えていく必要があると思います。
終了後、党首討論。
出来なかった人たちが、やろうとしている人を「出来なかったらどうするんだ!」と。そればかり。
不可能だ、と言うのではなく、困難であってもそれを乗り越えようとするのが政治の役割です。
経済政策、財政規律、基地問題も、「失敗の経験」を語り、「だからこうするんだ」と言うのが長い間政権を担っていた前与党の役割ではないでしょうか。
野党の方々が建設的な意見を言ってこない限り、正直、時間がもったいないと感じました。
「出来なかったらどうするんだ」では何事も前へ進めません。
事務所で打ち合わせ。参院選挙に向けて。
財金政策研究会。今日は財投、政府系金融機関について。

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