安倍氏とは相いれることは出来ない377

午前中は中能登町訪問。
午後からは毎年恒例の年末街宣。
今年は1市町で5ヵ所ずつ街宣を行います。
羽咋市飯山交差点からスタート。宝達志水町子浦、宿、今浜、北川尻、免田、
かほく市高松、高松インター東、外日角トマト前、宇ノ気大橋、宇ノ気Aコープ前、
津幡町プラント3。
夜は七尾市内訪問。

安倍総理の靖国参拝は極めて残念です。

戦争で犠牲になられた英霊に敬意を表するのは日本人として当然のことだと思います。私自身も議員の時に靖国神社に参拝をした一人です。
ただし、今の日本国のトップとしてするべき行為ではなかったと思います。
国の政治としての最大の役割は国民の生命と財産を守ることではないでしょうか。
過去のプライドを守ることも大切です。ただ、それ以上に守らなければならないことは今とこれからを生きる人たちの未来です。
安倍総理の行為が日本を取り巻く東アジアの緊張をさらに高めることは、国民の生命と財産を危うい状態に晒すものであって、国民の利益に資するものだとは到底思えません。

先の対戦で東アジアにおいては日本は加害者であり、中国、韓国は被害者です。
被害者は加害者よりもその事実を時にはそれ以上にそして長く記憶に留める。この人の感情として当然の厳然たる事実を考える時に、日本としてとるべき道は時代の流れの中での「感情の消化」しかないのだと思います。孫子の代まで・・・という表現がありますが、まさしく今が孫子(まごこ)の代であり、もちろん、当事者だった方々もいらっしゃいます。いたずらに恩讐を再生産かつ拡大させる行為は日本国のトップとしてナンセンスだと言わざるを得ません。
また、英霊を尊ぶ思いは重ね重ねになりますが、私も十分に理解していますが、彼らが望んだ日本の未来は、父母や兄弟や妻や子供が安心して暮らせる未来を望んだはずであって、自分たちの魂の扱いをめぐって、大切な人たちが不安定な状況に置かれる未来ではないはずです。
復古主義的かつ自己満足的な安倍晋三という政治家の姿には私は相いれるところはありません。
残念の一言です。

このことをめぐって、自民党のいわゆる保守本流といわれる方々(安倍氏は保守本流ではありません。また、国粋主義が保守でもありません。)から反応がないことが残念だと思っていました。TPPや特定秘密保護法案や原発対応や減反制度の廃止を巡っての自民党議員の動きを見ていて、正直「この党は終わったな(民主党は・・・ですが)」と思っていましましたが、先日、岩屋毅議員のフェイスブックをみました。もともと自民党にこの人あり、だとは思っていた尊敬する政治家ですが、批判を恐れずに想いを語っていただいた姿勢に心から敬意を表したいと思います。

歴史問題を解決をし、不幸の連鎖をとめ、私たちの子孫が安心して暮らせる後世をつくる。私の政治家を志した原点です。
原点が相いれない安倍氏の姿勢にこれからの日本を任せたくはありません。
凍えるような日本の未来を想像すると、吹雪く中マイクをもって立ち続けることは大したことではありません。

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