(9/18)視察3日目。

朝4時半出発はさすがにキツイ。午後にイタリア入り。

アブルッツォ州ラクイラ市は2009年に地震で300名を超える方が亡くなった被災地。

復興庁のような組織を創設し復興を進めてきて民間部門はほとんど終わりが見えてきているが、公共部門は歴史的建物の修復がまだ途中段階。やはり難しいものがあります。

ハード面のみならず地域維持のソフト面に力を入れているので過疎化を避けることが出来ているとのこと。(復興予算の4%。実際の人口減少は10%強。使い方の分類も含めて精査は必要)

空いてきた集合住宅(日本の仮設住宅と災害公営住宅を兼ねたようなもの)を有効活用する為に、国のボランティア青年トレーニングセンターの本部を作る予定。参考になります。

州に4つある防災倉庫の一つを視察。

そこそこ大きい倉庫にわずかの備蓄。

理由は発災時には各自治体に分散保管されている備蓄を集約し配送する基地的役割をする為。倉庫の上階にはボランティアの教育施設。

さすがです。